食育指導、受付、歯科助手として歯科医院で働く管理栄養士が増えています。元々、管理栄養士は高度な専門知識を持っている専門職であり、受付や助手業務だけでなく、幅広い業務を担当する能力を持っていますが、その能力は十分発揮されていません。咀嚼機能低下症、口腔機能発達不全症の検査補助、書面管理、栄養・食事指導、訪問診療の栄養指導などその能力を発揮する業務が増えています。
歯科医院はさらに患者さんの健康寿命の延伸のための生活習慣病予防、食、栄養改善指導、フレイル予防などの予防にも取り組んでいます。そこで、川口美喜子先生(医学博士・大妻女子大学家政学部教授・管理栄養士)に「管理栄養士が活躍する歯科医院づくり」のテーマで管理栄養士が歯科スタッフとして専門性を活かせる歯科医院づくりについてお話していただきます。